生活習慣病

治療の特徴・病気の特徴

治療の特徴・病気の特徴

生活習慣病とは、普段の生活習慣が要因となって引き起こされる病気全ての総称です。
ストレス社会と言われる現代において、生活習慣病は若い方からご年配の方まで全ての人にとって大きな問題となっています。

生活習慣病にはさまざまな病気がありますが、恐ろしいのは、いずれも放置しておくと命に関わる可能性がある病気ばかりである、ということです。
しかし、裏を返せば生活習慣を見直すことができれば悪化や発症を抑えることができる病気であるとも言えるでしょう。
まずは、どのような生活がどんな病気のリスクにつながるのかを知っていただけたらと思います。

メタボリックシンドローム

生活習慣病の代表と言っても過言ではないのが「メタボリックシンドローム」です。
一般的に肥満体型の方を「メタボ」ということがありますが、実際は肥満だけではメタボリックシンドロームには該当しません。

具体的な診断基準として、おへその高さの腹囲が男性85cm・女性90cm以上であること、かつ血圧・血糖・脂質の3つの要素のうち2つ以上が基準値から外れている場合に、メタボリックシンドロームと診断されます。

 
 
メタボリックシンドロームについて詳しくはこちら①メタボリックシンドロームについて詳しくはこちら②

高血圧

高血圧は常に血圧が基準値を超えている状態を指します。
高血圧の原因としては、遺伝的な要素もありますが多くの場合は塩分の摂りすぎや運動不足、肥満などがほとんどです。

高血圧は、メタボリックシンドロームの診断基準の一つでもあります。

 
 
高血圧について詳しくはこちら

脂質異常症 (高脂血症)

脂質異常症は、中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に問題が発生している状態を指します。
原因は食事バランスの乱れや運動不足、過度なストレスなどが挙げられます。

脂質異常症は、メタボリックシンドロームの診断基準の一つとされています。

糖尿病

糖尿病とは、インスリンというホルモンが不足したり正常に働かなくなってしまったりすることで、血糖が異常に高くなってしまう病気です。
糖尿病になるとさまざまな合併症を引き起こすとされており、現代の日本において糖尿病の予防は大きな課題とされています。

そんな大きな問題である糖尿病ですが、脂質異常症、血圧と並んでメタボリックシンドロームの診断の基準の一つとされています。

骨粗鬆症

カルシウムが不足し、骨がスカスカになってしまう病気を「骨粗鬆症」と言います。
骨粗鬆症は骨の生活習慣病とも言われており、日本人の健康寿命の観点から現在治療や予防が注目されています。

カルシウムが不足すると骨は密度が低くなり、骨折しやすくなってしまいます。

加齢による変化もありますが、普段の食生活や運動習慣の見直しである程度予防が可能なので、まずはご自身の骨密度を知ることから始めてみませんか?

脂質異常症(高脂血症)

生活習慣病について調べていくと「高脂血症」という名前を見かけることがあるかもしれません。
高脂血症とは現在の名称で言うところの「脂質異常症」と同じものです。
2007年に名称が改められて以降は脂質異常症として研究、治療が進められています。

ちなみに名称の変更は「高脂血症」が単にコレステロールなどの脂質が高い病気ではなく、さまざまなパターンがあるという理由から、名称が正確ではないという結論に至ったため行われました。

痛風(高尿酸血症)

メタボリックシンドロームと並んで生活習慣病の代表として名前が上がるのが「痛風」ではないでしょうか。
「風が吹くだけでも痛い」といった恐ろしい由来を持つ痛風ですが、原因は血液中の尿酸値の上昇です。

血液内に溶けきれなくなった尿酸が結晶化することで白血球が活性化し、強い炎症が起こってしまうのです。
足の親指の付け根が痛くなる、足首や足の甲に痛みが走るなどの症状があった場合はお早めにクリニックへご相談ください。

 
 
痛風(高尿酸血症)について詳しくはこちら
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