一般外科
治療の特徴
当クリニックの院長は外科出身ということもあり、外科医視点での治療にも臨機応変に対応いたします。
外傷の治療はもちろん、がんの手術後の経過観察なども含めて包括的なサポートを行ってまいります。
必要に応じた医療連携をもって、患者様に必要な医療をお届けいたしますので、お気軽にご相談ください。
こんな症状はありませんか?
「切り傷や擦り傷などの怪我をしてしまった」「軽い火傷をしてしまった」という外傷をはじめ、皮膚の良性腫瘍でお困りの方もお気軽にご連絡ください。
そのほか、痔や痔瘻、肛門周囲膿瘍、肛門からの出血、鼠径ヘルニアなどのご相談も受けております。
当クリニックで行える治療一覧
当クリニックでは幅広い診療に対応しておりますが、一部の症例におきましては、より専門的な治療が必要となるケースもございます。
そういった際には対応可能な医療機関をご紹介するなど、患者様にとってより良い治療を受けられる体制を提供してまいります。
痔・鼠径ヘルニアの治療について
痔や鼠径ヘルニアは、それ自体が命に関わるような病気ではありません。
しかし、日常生活の中で不便な思いをしたり、違和感を覚えたりとさまざまなストレスになってしまうことがあるでしょう。
特に鼠径ヘルニアは、脱出した腸が戻らなくなる、いわゆる嵌頓という状態になると緊急手術の対象になることもあり、注意が必要です。
痔がなかなか治らない、痔瘻になってしまった、鼠径ヘルニアが気になるなど、お困りの方は、ぜひ一度受診されることをおすすめいたします。
痔の症状と種類
痔には、大きく分けて「いぼ痔」「切れ痔」の2種類があります。
いぼ痔は「痔核」とも言い、肛門にいぼ状の腫れ物ができている状態です。
切れ痔は「裂肛」とも言い、肛門の出口付近の粘膜が切れた状態です。
痔の自覚症状とは?
排便時の流血、内側の痔核が外に飛び出して痛むなど、痔の種類と進行度合いによってさまざまな症状が現れます。
痔の治療方法について
痔の治療で最も大切なのは、便秘に気を付けることと患部を清潔に保つことです。
日頃の生活習慣を見直して便秘を解消し、適切な軟膏や坐薬で炎症を抑えていくことが重要です。
軟膏などの保存的治療を行っても、痛みや出血が改善しなければ手術が必要になる場合があります。
症状がよくならない場合は、ご相談ください。
鼠径ヘルニアについて
鼠径ヘルニアとは、いわゆる脱腸のことを指します。
恥骨部の脇などお腹の筋肉が薄い部分から腸や内臓脂肪が押し出され、皮膚の手前に飛び出している状況を言います。
原因は先天性のものと後天性のものがあり、後天性の場合、加齢や慢性的な鼠径部への負担が要因となっていることが考えられます。
鼠径ヘルニアは男女比で見ると8割:2割で男性に多い病気です。
鼠径ヘルニアの治療方法について
鼠径ヘルニアは、自然治癒は難しいと言われています。
程度や症状によって経過観察をしながら、手術によって治療を進めていきます。
手術について
手術の方法は2つあり、一つは皮膚を切開して行う方法、もう一つは内視鏡をお腹に挿入して処置を行う方法です。
手術の方法によっては日帰り手術も可能です。
※手術が必要と判断すれば、手術が可能な医療機関をご紹介いたします。
手術の方法や、入院日数などは紹介先の医師とご相談ください