鳴海クリニック通信

【別府市】特定健診で何がわかる?
メタボ予防や生活習慣病の早期発見につなげよう

「健康診断は受けているけれど、特定健診はよくわからない」と感じていませんか?

特定健診は、内臓脂肪や血糖値、コレステロールなどの数値から生活習慣病の兆候を探る検査です。

放置すると糖尿病や高血圧、動脈硬化といった重大な病気につながることもあるため、結果を正しく理解することが大切です。

この記事では、別府市で受けられる特定健診で「何がわかるのか」「結果をどう活かすのか」について詳しく解説します。

 

特定健診は体のサインを数値で見える化する検査

特定健診の目的は、単にメタボかどうかを判断することではなく、自分の体の変化を早い段階で知ることにあります。

血圧・血糖・脂質などの数値は、生活習慣の乱れを正直に反映するため、病気の「前ぶれ」をつかむ手がかりになります。

メタボリックシンドロームを見つける

特定健診の中心となるのが、メタボリックシンドロームのチェックです。

腹囲測定(お腹まわり)で内臓脂肪の蓄積を確認し、血圧・血糖値・中性脂肪・HDLコレステロールなどの検査値を総合的に評価します。

基準を超える数値が複数重なっている場合は、糖尿病や心血管疾患のリスクが高まるため、生活習慣の見直しが必要です。

生活習慣病の芽を早く見つける

特定健診は、症状が出る前の段階で「体の中の変化」をとらえることができます。

血糖値がやや高い、血圧が少し上がってきた。

そんな小さなサインを見逃さないことが、重症化を防ぐ最大のポイントです。

多くの方が「体調が悪くないから大丈夫」と思いがちですが、数値の変化は確実に健康のバロメーターを示しています。

 

検査でわかる主な項目と数値の見方

検査内容自体はシンプルですが、それぞれの数値には生活習慣や体の変化が反映されています。

血糖値・中性脂肪・コレステロール

血糖値が高いと糖尿病のリスクが高まり、中性脂肪やLDLコレステロールが多い場合は動脈硬化が進みやすくなります。

逆にHDLコレステロール(善玉)が低いと、血管の老化が進みやすいため注意が必要です。

数値のバランスを確認することで、食生活の偏りや運動不足の影響を客観的に知ることができます。

腹囲とBMI

腹囲の測定は、内臓脂肪の蓄積を知る重要な検査です。

BMI(体格指数)とあわせて評価することで、「体重は普通でも脂肪が多い」という隠れ肥満にも気づくことができます。

肥満傾向がある方は、まず1日10分でも体を動かす習慣を意識してみましょう。

血圧と肝機能

血圧が高い状態を放置すると、動脈硬化や脳卒中につながる恐れがあります。

また、肝機能(AST・ALT・γ-GTP)の数値が高い場合は、脂肪肝や生活習慣による負担のサインかもしれません。

お酒を飲む方はもちろん、食生活の乱れでも肝臓は疲労するため、早めの見直しが大切です。

 

結果をどう活かすかが大切

特定健診の本当の価値は、結果をもとに生活を改善できるかどうかにあります。

単に「数値が悪かった」で終わらせず、今後の健康行動にどうつなげるかが重要です。

結果を見て終わりにしない

健診結果で「要再検査」「要経過観察」と指摘された場合は、そのまま放置せずに医療機関を受診しましょう。

数値が少し悪化しただけでも、毎日の食事・運動・睡眠を見直すだけで改善できるケースが多くあります。

また、1回の結果だけで判断せず、前年との比較も意識することで、自分の体調の変化に気づきやすくなります。

医師や専門家のサポートを活用する

別府市の特定健診では、必要に応じて保健師や管理栄養士による生活指導が行われます。

「何をどう変えればいいのか分からない」と悩む方も、専門家のサポートを受けながら改善を続けることで、無理のない健康習慣を身につけることができます。

 

別府市で特定健診を受けるには

別府市では、国民健康保険加入者を対象に特定健診を実施しています。

毎年6月ごろに受診券が届くため、忘れずにチェックしましょう。

当院でも特定健診に対応しています

鳴海クリニックでは、特定健診の受診が可能です。

腹囲測定や血液検査を通してメタボリックシンドロームのリスクを確認し、必要に応じて胃カメラ検査などの精密検査にも対応しています。

結果の見方や生活改善のアドバイスも丁寧に行っていますので、健診後のフォローまで安心してご相談ください。

 

特定健診を受けることは「未来への投資」

特定健診は、現在の健康状態を把握するだけでなく、これからの生活をより良くするための指針になります。

早期発見・早期対応ができることで、将来的な医療費の負担や通院のリスクも軽減できます。

さらに、自分の健康を意識することで家族への意識も変わり、「一緒に運動を始めよう」「食事を気をつけよう」といった前向きな行動にもつながります。

健康は、失ってからでは取り戻すのが難しいものです。

特定健診を上手に活用し、今と未来の健康を守る第一歩を踏み出しましょう。

 

【著者】 鳴海 賢二(なるみ けんじ)鳴海クリニック 院長

皮膚科を中心とした診療を長年行ってきたのち、平成30年3月より消化器内科を中心に、内科・外科、各種検診や美容医療まで幅広い分野に携わってきた。
先代が築いてきた患者様との信頼関係を大切にしながら、内科疾患でお困りの方にも安心して通っていただける医療の提供を心がけている。

「身近で頼れるかかりつけ医」として、患者様の安全と安心を第一に考え、的確な診断ときめ細やかな治療を重視。
身体のちょっとした不調でも気軽に相談できる存在として、地域医療への貢献に努めている。

所属学会・資格
  • 医学博士 平成6年9月 取得
  • 日本外科学会:外科専門医
    日本消化器内視鏡学会:内視鏡専門医
    日本消化器病学会:消化器病専門医
    日本癌学会
  • おおいた糖尿病相談医(大分県医師会認定)

 

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